龍の話し
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新年明けましておめでとうございます!
2012年のスタートです!
今年も毎年行われている元旦集会に出席し、何か「ピッ」とした、いいエネルギーを感じました。「ピッ」というのは何かこう、「ピシッ」とする感じもあり、直感的に「ピッ、ピッ」と来る感じもあり、また「光をピッ、ピッ」と放つような感じでもあります。
今年は「ピッ」の一年です!
元旦集会はこれで3年連続での出席、いつも一緒に出席している男性の方は、めでたく、昨年ご結婚されたので、集会の会食であまったお雑煮のお餅は全部独り占めのお持ち帰りでした!!!(Oh no !!)
さて、今年は辰年ですね。干支の中で唯一実在していない生物です。(なぜ?)
この龍について考えてみました。
1月号の白光誌に里香先生の記事にもご紹介があったように、ブータン国王が日本に来日された際(いけめん)に国王が言っていたこと(王妃もきれい!)が「龍とは経験のことである」と被災地の子供達に話されました。「みんなの中に龍が住んでいて、龍は「経験」を食べて成長する、だからすべての経験は人を強くする」とおっしゃいました。
素敵な発言ですね!
ブータン国王もこのようにおっしゃっているこの「龍」ですが、国によって言い伝えや、考え方が違うようです。
日本や中国など東洋では龍は守り神として扱われているようです。
逆に西洋ヨーロッパでは龍は人間に害を与える化け物、怪物として扱われていることが多いようです。(すべてがそうではないようですが)
仏教聖典の中では、龍は「煩悩の尽きた心」を表すとされていて、「自己」を掘り下げ、煩悩(概念)を解放した先に、人は龍に到達するとされています。
龍は賢く、神に近い境地であるようです。
また「龍」は人間本来が持っている直観力でもあるとのこと。直感力と言っても「感をするどくする」ということよりも、「煩悩を捨てる」すなわち「人間本来の状態」すなわち「愛をもって存在する」という見方もあります。
日本では水を司る神「オカミノカミ」が龍神と考えられ、水の女神「ミズハノメノカミ」も龍神とされているようです。
また、中国では龍を虹と見なす文化があります。
虹という漢字は、「虫」偏ですが、漢字を生んだ中国では、虹を龍、蛇と見なすのです。
古代の中国では、蛇は、「虫」の仲間と考えられていたため、「虹」に「虫」偏が付くのだとか。
インドでは龍や蛇は「ナーガ」と呼ばれ、やはり神として扱われているようです。
タイではこのナーガは「土曜日の神様」と言われ、タイの人達は何曜日生まれか知っていて、自分の生まれた曜日の神様をお守りとして身につけています。
一方西洋ではアメリカの書物に龍は火を吹く怪物(ドラゴン)のように書いてあるものが多くあります。
イギリスではノーサンバーランドの醜い龍の話があります。王女マーガレットは、悪い魔女の継母のために龍に変えられてしまいますが、兄のリチャード王子に助けられてもとの姿に戻ることができます。継母はヒキガエルになります。龍はここでは嫌悪すべき存在としてとらえられています。
(The loathsome dragon (嫌悪すべき龍)/ retold by David Wiesner & Kim Kahng. New York Clarion Books c2005.)
ドイツでは「二頭の龍」という話しがあります。
チューリンゲン地方のシューテン村にいる2匹の龍を、ある罪を犯した2人の男女が龍退治をすることで、その罪から解放されるという話し。
こちらも、龍が悪者で日本で言う鬼退治的な話しです。
龍はその国によってずいぶんと見方が違うのだなぁと思いました。
ただ、自分の中では龍はやはり守り神的な存在です。
小学校の時に親と浅草に行った時、すごく安かったですが(500円くらい)の龍と虎が描かれている掛け軸があり、どうしてもそれがほしくて親に買ってもらったのを覚えています。龍がすごくかっこよかったのもあります。
また、自分が虎年なので、龍と虎が描かれていて、いいコンビ!なんて子供ながらに思ったりもしました。(へへへ)
でも、部屋に飾ってあった掛け軸はすごく強さを与えてくれた感じがありました。
龍はほんとうにすごいエネルギーを持っているのでしょうね。
五井先生も辰年です。
今年、辰年、2012年、無限なる進化創造の年です!
と、集会であまったお雑煮を食べながら、書いております(Oh no !!)
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完うされますように
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お知らせ
MAYA NPO設立記念展覧会
日時:
2012年 1月9日(月)~1月15日(日)
11時~19時 (最終日 17時まで)
11日の9時~11時には展示会場にてミニコンサートを予定しております。
場所:聖蹟桜ヶ丘 関戸公民館 VITA 7F
詳細はこちらから
http://www.maya-world-peace.com/archives/366
マンダラについて、このブログの記事はこちらから
http://may-peace.com/blog/archives/95
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